WHO補完食ガイドラインの翻訳と解説③
推奨事項2.ミルク育児の「ミルク」の選択について
WHO補完食ガイドライン2023をもとに、生後6–23か月の「母乳以外のミルク育児」に関する推奨を丁寧に解説。乳児用ミルク、フォロミ、牛乳の扱いについて詳しく。
相川晴(HAL)
2025.05.27
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こんにちは、相川晴(HAL)です。
前回は、2023年に改定されたWHOの補完食ガイドラインの中でも最も根幹にある「母乳育児の継続」についてお話ししました。今回はその続きとして、「母乳以外のミルクで育てている子ども」に関する推奨事項2.について読み解いていきたいと思います。
ただ、この推奨事項2.についてはなかなか大変取扱注意の内容が出てきます。1歳以降のフォロミ付近の内容ですね。背景部分なども本文ではごっそり省かれたりもしているので、補いつつ見ていきたいと思います。
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続きは、7650文字あります。
- 推奨事項2.の翻訳
- 推奨事項2.の背景
- 生後6–11か月:乳児用ミルク or 動物性ミルク?
- 生後12–23か月:動物性ミルクか、フォローアップミルクか、植物性ミルクか?
- 実践の場ではどう考える?
- 最後に
- 参考文献
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