離乳食(補完食)の「耳かき1杯」は概念である
離乳食(補完食)の卵導入でよく使われる「耳かき1杯」は、明確な量ではなく“とても少量”を示す慣用表現です。最古の文献、海外の類似表現、実際のg数、卵の増やし方までまとめて整理します。
相川晴(HAL)
2025.11.19
読者限定
こんにちは、相川晴(HAL)です。
さて、離乳食について卵の進め方のページを見てみると、「最初は卵黄を耳かき1杯から」と書かれているのを見かけて度肝を抜かれた人はいませんか?
私は抜かれました。
さて、この「耳かき1杯」、実際に耳かきを買ってきて計測することを推奨しているのでしょうか。
というお話を今回したいと思います。
まずは結論からさくっといきますと
実際に耳かきを買ってきて量る必要はないです。大丈夫です。
耳かきは耳かきとして使ってください(耳かき自体耳鼻咽喉科的に推奨はされないことはさておいて)
ここから先は読者登録(メアド登録)のみで無料で読むことができます。今回のお話以外にも、補完食(離乳食)関連のいろいろなお話をしておりますので、興味のある方はよかったらどうぞ!
この記事は無料で続きを読めます
続きは、3825文字あります。
- 耳かき1杯とは「想像しうる範囲でとても少ない量」のことである(多分)
- 英語圏で「とても少ない量」はどういう表現になっているのか
- 実際に「耳かき1杯」は何gくらいなのよ
- 離乳食の卵を「耳かき1杯から徐々に増やす」はどう考える?
- 目分量が苦手な人は0.1g単位ではかれるスケールも便利
- まとめ
すでに登録された方はこちら