世界の離乳食(補完食)事情~離乳食のガイドラインを読む~ 第1回 アメリカ編
こんにちは、相川晴です。
さて、WHOの補完食のガイドラインの解説が続くのは内容的にヘビーと思して、ちょっとライトな話はないかな……と考えました。ということで世界の離乳食事情を見ていこうかと思います。

が。ライトに書くつもりが、文献探しに夢中になって深掘りしてしまいました。おかしい。結果、内容はなかなかディープですが、読む方にはなるべくわかりやすくお届けできたらと思います。
生後6か月前後で始まる「食べる」経験は、赤ちゃんの心身の成長にとって重要なステップです。とはいえ、その進め方は国・地域によって驚くほど異なります。
「補完食で肉を初期に食べさせるって書かれてるけど、肉なんて食べさせて大丈夫……?」
といった心配をされる方が多いのですが、「⚪︎⚪︎という国では、初期のベビーフードにもあるんですよー」という話をすると、受け入れることができる方もいらっしゃいます。
補完食はもっと自由でいいんだよ。 世界を見たら、進め方も食材も全然違うよ。 でも世界中、それぞれの地域で子どもたちは元気に育っているよ。 大丈夫だよ。
というようなことをほんのり感じ取ってもらえたら嬉しいな、ということで、世界の離乳食を少々のぞいていってみようと思います。
小難しいことも書いてますが、「へー」と思ってもらえたら十分という内容ですので、どうぞ暇な時に気楽に読んでください。
ただ、同じ国の中でも、どう実践しているかについては個人差がめちゃくちゃあります。日本もそうですよね。離乳食の本もサイトも一つ一つ全然違いますし。
ということで、今回は公的なガイドラインをもとに、日本やWHOの補完食とはどんな違いがあるかなーということを見ていこうと思います。
さあ、記念すべき第1回はアメリカです! 別にアメリカ推しというわけではなく、資料が大変豊富&英語なので比較的翻訳しやすく紹介しやすいという理由です。
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